ゴルフ会員権業者の選びかた
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激しく時代遅れなゴルフ会員権業界

ゴルフ会員権取引業界は、ずいぶんと時代に取り残されています。

バブルの頃は、どの業界でもなんでもありな風潮でした。今は、景気が悪いうえに企業のあり方が問われる、事業主としては大変な時代です。 (あんまり考えてないかな?ガバナンス、コンプライアンスを「なんか聞いたことのあるパソコン用語」って言うくらいだから)

ちゃんとした会社であることをアピールしたければ、嫌々でも業務改善に乗り出さざるを得ません。取引会社の求めで、個人情報保護の整備をする羽目にあったという話を聞きます。周りがやれば自分のところもやらないわけにいかない。そうして新しい制度が少しずつ下に浸透していきます。

 

ゴルフ会員権取引業界は、そういった社会の時流に完全に取り残されています。斜陽産業にありがちな、高齢者が多い業界ですから、商慣習を変えることに激しく抵抗を示します。

私が勤務していた会社(会社の体裁はありませんが、一応会社と呼んでおきます)の社長も、相次いで社員に愛想尽かされて辞められたあとに「私は変える気なんてありませんけどね」って吠えてました。

 

業者間取引の基本は、契約取引ではなく信用取引です。書類に不備があっても、とりあえず取引しちゃう。それが仲介業者のいう「信用」です。

不足書類や記入不備があっても、指摘をすれば「責任は持つ。信用できないなら取引中止」と、逆に脅迫するようなヤクザな業界です。事故の多い商材ですから、物件の確認には念を入れます。ところが、確認先のゴルフコース会員課がまるでつかまらない。安全性が確認できなければ取引に進まないのはあたりまえのことですが、そこで取引日時を変更しようものなら、いい大人がまるで生死に関わるような騒ぎを始めます。それはもう醜くてバカバカしい姿です。

 

なぜそんなダメな関係になってしまったか。

それは、きわめて排他的なマーケットであるうえに、バブル崩壊以来、他業種からの知識の流入がなくなってしまったからです。

 

特殊な商材を取り扱い、取引はいつもの業者のいつもの人。余所者が立ち入ることはまったくありません。他社の売上げに影響を及ぼすような、新たなビジネスは禁忌です。行政を気にすることもありません。業務内容は不動産業者に類似していますが、不動産業者のようにマニフェスト対策などの勉強や努力をする必要はありません。一度身につければ誰にでもできる簡単な商売です(営業センスは不可欠です)

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